高いエネルギー効率と柔軟性を電動式サーボプレスシステムで実現

キスラーの電動サーボプレスシステムは、圧入工程のオートメーションにおいて高い費用対効果、透明性、資源効率を実現するためのカギとなります。

電動式サーボプレスシステムは、自動車分野や自動車部品産業、さらに医療技術や家電などの他の分野においても、接合や圧入などの工程の監視・制御・最適化に貢献します。各工程の力/変位の監視は、完全な記録管理を含め、maXYmos NCを使用してリアルタイムで実施できます。

キスラーの電動式サーボプレスシステムを使用すれば、量産時の包括的な品質保証と高いプロセス信頼性を実現できるだけでなく、サイクルタイムの短縮、不良品の減少、生産性の向上にもつながります。

ご要望に応じて最大1,000mmのストローク長、最大600kNの力(荷重)範囲、アンギュラーバージョンなどにも対応できるため、お客様のアプリケーションにピッタリのソリューションをご活用いただけます。

maXYmos NCを組合わせ、電動式サーボプレスシステムで接合・組立工程を監視&制御

接合工程全体の監視・制御を行うのは、サーボプレスシステムのコアエレメントとなるmaXYmos NCです。直感的に操作できるタッチスクリーンディスプレイと一体化されたシーケンス制御を採用することでバツグンの使いやすさと優れた柔軟性を発揮し、シンプルなものから非常に複雑なものまで、様々な接合工程に対応できます。maXYmos NCは、システムに含まれるNC接合モジュールとサーボアンプ IndraDriveと共に、X軸/Y軸座標(力や変位など)を使用して接合・圧入工程の制御・監視・評価・データ化を行います。測定波形の形状をもとに、個々の製造ステップ、アセンブリグループや製品全体の品質について、SERCOS IIIを介してリアルタイムで監視・制御するため、優れた繰返し精度で最適なサイクルタイムを実現できます。また、予定外のダウンタイムを最小限に抑えられるため、加工機の稼働率と製造プロセスの生産性も向上します。

CO2排出量の低減と気候保全に貢献する電動式サーボプレスシステム

Companies worldwide are appealed to massively reduce CO2 emissions until 2050.

カッセル大学(University of Kassel)が2012年に行った研究で、電動式サーボプレスシステムのエネルギー効率が非常に優れており、運転コストをかなり削減できる可能性があることが証明されました。この研究によると、従来の油圧式では電動式の4.4倍、空圧式ではなんと最大で10倍ものエネルギーが必要になります。

つまり、電動式サーボプレスシステムは油圧式と比べて77%、空圧式と比べると最大90%ものエネルギーを節減できると結論付けられたのです。さらに、エネルギー効率が高いため、CO2排出量をより削減できるだけでなく、運転コストも抑えられます。

電動式サーボプレスシステムの利点

Our Assembly presses help you take action against climate change – with highly flexible joining modules for maximum energy efficiency
  • 気候保全への重要な役割
  • 製品品質の向上、不良率の低減
  • 高度な柔軟性によりプラントの生産性が向上
  • 接合工程全体に統合された品質保証と記録管理
  • 運転コストの削減

電動式サーボプレスシステム導入によるエネルギー効率の向上、メンテナンス頻度の低減、運転コストの削減などにご関心がございましたら、ぜひ弊社にお気軽にお問い合わせください!

コンピテンシー

キスラーはワンストップ サプライヤーとして、個々のセンサとプロセス監視システム、事前にテスト済みのサーボプレスシステム、さらにカスタマイズした半自動ステーションまで、お客様の要件に応じたソリューションを提供しています。また、プロジェクト開始時のパイロットテストやシミュレーションから、組立ラインを円滑に運用するためのメンテナンス契約まで、包括的なサービスにも対応しています。

Many different joining processes can be efficiently tested and implemented with joining systems from Kistler.


Many different joining processes can be efficiently tested and implemented with joining systems from Kistler.

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